倉吉市議会 2021-12-08 令和 3年第10回定例会(第3号12月 8日)
自分の状況がヤングケアラーなのか何なのか分からないというところなので、そういうことも多分社会的に子どもたちとも話していかなきゃいけないし、大人や親も地域の人たちもそういう研修を重ねて、虐待防止と同じように、あれっ、もしかしたら、これはヤングケアラーなのかケアラーじゃないかというのは見た人が判断するんでしょうか。どうなんでしょう。
自分の状況がヤングケアラーなのか何なのか分からないというところなので、そういうことも多分社会的に子どもたちとも話していかなきゃいけないし、大人や親も地域の人たちもそういう研修を重ねて、虐待防止と同じように、あれっ、もしかしたら、これはヤングケアラーなのかケアラーじゃないかというのは見た人が判断するんでしょうか。どうなんでしょう。
これは日本ケアラー連盟が出している「ヤングケアラーはこんな子どもたちです」ということで、私の経験も併せて説明をさせていただこうと思います。 一番最初の絵のように、障害があるとか病気のある家族をケアをし、買物、料理、掃除、洗濯などの家事を行っている。こういったのは一般的によく言われるヤングケアラーだと思います。その次にあるように、家族に代わり幼い兄弟の世話をしている。
まず、ケアラー支援法や条例の制定を目指して活動されている日本ケアラー連盟の定義によりますと、ケアラーとは、心や体に不調のある人への介護、看病、療育、世話、気遣いなどを無償でケアする人たちのことで、ヤングケアラーは、そのうち家族に介護を要する人がいる場合に、大人が担うような介護を引き受けている18歳未満の子どものこととされています。
見えないケアラーとも呼ばれ、どう発見するかが解決のための最初の課題とされます。 見えないケアラーが生まれてしまう背景について、島根大学の宮本恭子教授は、以前に比べて世帯を構成する人数は少なくなり、介護を担うことのできる大人が家庭内におらず、必然的に子供が引き受ける結果になっている実態に対応し切れていないと指摘されています。
なお、18歳からおおむね30歳代までのケアラーを若者ケアラーと呼びますが、ヤングケアラーと比べ年齢が高い分、より責任が重くなる傾向があるようですが、今回は18歳未満のヤングケアラーを中心に質問させていただきます。 家族の面倒を家族が見るのは当たり前というのが私たちの一般的な道徳観だと思います。
二つ目に、今後ケアラーについてどのように認識されているのでしょうか。また、課題は何かお伺いいたします。 ○議 長(谷本正敏君) 吉田町長。 ○町 長(吉田英人君) 2点目に、ケアラーについてということでいただきました。 2番目のケアラーについてどのように認識しているのか、また課題は何かということであります。